1日に必要な水の量

人間はただ静かに横になっているだけでも、水分を排出しています。
成人男子では1日2300mlも排出しています。
運動時や暑い時には、水分の排出量がより増えます。
更に排尿等を含めると、相当な水分を1日で排出しているのです。

身体の60%は水分でできており、水分がないと人間は平均して3日、長くても1週間と生きることはできません。
そのため、人間は常に水分を補給しなければなりません。
成人が1日に補給すべき水分量は、体重1kgあたり50mlです。
つまり、50kgの成人の場合、1日の水分摂取量は「50kg×50mlで2500ml=2.5ℓ」となります。
子供(特に乳幼児)の場合は、体内水分量が高いため、必要な摂取量は大人より高めです。
幼児は体重1kgあたり50~100ml、乳幼児は100~140mlとなっています。

しかし、体内では代謝により水分が作られているため、実際に摂取する必要がある水分量はもう少し低くなります。
体内で作られている水分量は約0.5 ℓといわれ、更に食事にて摂取される水分量は約1ℓのため、実際に補給すべき水の量は、50kgの成人は、1ℓとなります。(2.5ℓ-(0.5ℓ+1ℓ))

しかしながら、いくら水分が大切と言っても、水の過剰摂取は身体に負担がかかるので気をつけてください。
過剰に摂取してしまうと、体のむくみや、倦怠感、頭痛や嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがあります。
また、水中毒という病気になる恐れもあます。
水中毒とは、大量に水を摂取することで、体内のナトリウムが薄まり、水を吸収する役割の細胞が膨らみ細胞バランスを崩してしまう病気です。

大切なことは、自分にとって1日に必要な水の量を知ることです。
少なすぎても多すぎても体に負担がかかるということを忘れないようにしましょう。
また、全てを「水」で摂る必要はなく、水分の多い食事などを意識してみてください。

最後に、普段あまり水分を摂らない人が急にたくさんの水を飲むと、体調を崩してしまうかもしれません。
まずは、朝コップ1杯の水を飲むことから始めていきましょう。
水を飲むことで胃腸が目覚め、食欲がわき健康にも良いです。